2012年07月10日

いじめの考え方 [いよいよ鬼と対決 2]

kyouikuzukan.jpg 読売新聞ほうむたうん 2008年11月号掲載


いじめのタイプに対し、ターゲットになりやすい
子どものタイプとその対策の後編です。

■ 出る杭では…【実力はあるが集団になじめない人。気持ちが優しい、口答えの少ないタイプ
このタイプの人は、日頃から集団の決まりを守るように心がけたり、
理不尽なことを言われたら、時にはきちんと言い返すことも大切です。
かと言って、まわりからねたまれるような実力のある身で、
自己主張を強くしすぎると、新たなバッシングの原因を作ることになってしまいます。

出る杭いじめの相手は、へ理屈の達人が多いですから、下手に自己主張しようものなら、
その場でもっとひどい言いがかりをつけられるかもしれません。

出る杭いじめ対策で、まず大切なのは、よき理解者、肉親や友人を持つことです。

あの手、この手、批判や予期せぬ言いがかりをつけられるこのいじめは、
自分に落ち度や悪い点があるのか、相手が悪いのかさえ、
わからなくなることが多いのです。
だから、公正な立場、中立な立場で話を聞き、
問題点をきちんと受け止めてくれる理解者が不可欠です。

そして、被害者は悪くない、実力から見ても、正当に評価されていないなどが
はっきりしてきたら、理解してくれる仲間を少しずつ増やして行きましょう。

正しいことをしていれば、いつか必ず、集団全体の人が、
どちらが正しいのかをわかってくれるはずです。
さて、桃太郎の話では 鬼をやっつければ宝が手に入ります。
その宝とは何でしょう。それは、人間をいきいきさせる、適材適所の配置です。

ひとりひとりはみんなちがいます。
でもそのちがいは、格付けし合うためでも、傷つけ合うためでもなく、
お互いを認め、いかし合うためのちがいなのです。
 
いじめを乗り越えたら、子どもたちがいきいきできる
居心地のよい場所を作ってあげることが重要です。

いじめ対策と共に、集団を活性化させるイベントや発表会を企画し、
子どもたちのプラスの力を引き出していかし合うだけで、
いじめの再発が大幅に減ることもあるのです。

いろいろな個性をいかし合えるような器や環境を考えてあげることが、
我々大人の務めなのではないでしょうか。



posted by カメ先生 at 10:58| Comment(0) | いじめ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: